【コレステロールって何で大切?】-痛みと妊活の繋がり①-

こんにちは。
ハマケンです‼️

久々のブログUPです✨

ブログお休みしている間に色々ありまして
昨年末に妊活さん向けの整体サロンを開業しました。
また、つい先日ではありますが、第二子が誕生しました。

開業の経緯や“妊活”への想い、子どものことなど書きたいことは沢山あるのですが、
今回はサロンの方向けに“妊活”の豆知識を♫

よく患者様から聞かれることなのですが、
「妊活と肩こりや腰痛って関係あるの?」

実はですね・・・

関係あるんです‼️

今回は一言に説明するよりも、
丁寧に説明させていただきますね!

で、この“妊活”と肩こりや腰痛などの、いわゆる慢性疼痛との関係を説明する前に
外せないのが、聞いたことはあるかと思いますが「コレステロール」なんです!

ただ、一言に「コレステロール」と言ってもわかりづらいので
今回はこの「コレステロール」の働きや役割について前述します。

【コレステロールって?】

コレステロールは、たんぱく質や炭水化物と共に3大栄養素と言われる脂質の一種です。

すべての動物が保有し、後述するように生体内で重要な働きをしています。

コレステロールは、今から約200年前に当たる1785年に人の胆石の中から初めて発見されました。

1814年に、シュヴルールによってコレ(ギリシャ語で胆汁)のステリン(固形化したもの)、
すなわちコレステリンと名付けられました。英語ではコレステロールと言います。

その後、ウサギにコレステロールを多く含む餌を与え続けると動脈硬化を起こしたという実験結果が発表されるたりと、コレステロール悪玉説(コレステロールが悪いという説)が広まっていきました。

しかし、コレステロールは生体に不可欠な物質であり、生体内で重要な働きをしていることが明らかにされ、人々のコレステロールに対する認識は近年ずいぶん変わってきました。

人間の体内には、100〜150gのコレステロールがあり、様々な働きをしています。

【コレステロールは細胞膜の構成成分?】

まず最初に挙げられるのは、細胞膜の構成成分の1つであるということです。

細胞はあらゆる生物の基本単位で、似たような細胞が組織を構成し、組織が集まって器官となります。

それらが有機的に結びついて1個の体を作り上げています。

例えるなら、水風船を細胞1個とした時に上の図の紫の部分が水風船のゴムの部分に当たります。

人間の体の細胞の数は、60兆個にものぼると言われます。細胞膜は、細胞内部を外部から保護し、独立した領域を作り上げているのです。

とは言っても、壁のように細胞の外部と内部を完全に隔ててしまっているのではなく、細胞膜を通して物質やエネルギーを出入りさせています。

このような機能を持つ細胞膜は、リン脂質とたんぱく質、そしてコレステロールから出来ているのです。

【コレステロールは脳も守っている?】

そのほかにもコレステロールは、体内で重要な働きをしています。

体内にあるコレステロールの4分の1は脳に存在します。

そしてその大部分は、神経細胞の軸索を包み、保護している鞘、ミエリン鞘にあります。

ミエリン鞘は、脳から体の各部分に神経情報が伝達されるとき、情報がほかの回路に迷い込むことなく正しく伝えられるように、神経線維(軸策)を保護しているいわば絶縁体なのです。

そして、是非コレだけは知って貰いたい!!コレステロールの3つ目の働き❗️

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【コレステロールはホルモンの原料?】

コレステロールのさらなる役割として、ホルモンの原料になることが挙げられます。

ステロイドホルモンと呼ばれるホルモンは、副腎皮質、精巣、卵巣、胎盤でコレステロールから作られます。

人間の副腎は重量がおよそ12gの小さな臓器ですが、体内で最もコレステロールの含有率の高い臓器です。
副腎は皮質と髄質に分かれており皮質の部分で50種類にも及ぶホルモンが作られています。これらは副腎皮質ホルモンと呼ばれています。

精巣で作られるステロイドホルモンはアンドロゲン(男性ホルモン)、卵巣で作られるのはエストロゲン(女性ホルモン)、卵巣の黄体や胎盤で作られるのはプロゲステロン(黄体ホルモン)です。

また、コレステロールは胆汁酸の原料にもなっています。胆汁酸は肝臓で作られる胆汁の成分で、脂肪の消化にかかわっています。脂肪は十二指腸で膵臓から分泌される消化酵素の「リパーゼ」によって消化されますが、胆汁酸は脂肪を水に溶けやすくしたり、リパーゼを活性化したりして、脂肪の消化吸収を促進しています。

このようにコレステロールは、私たちが生きていく上でなくてはならない物質なのです。

3つ目のコレステロールが「ホルモンの原料になる」

コレステロールが“妊活”とどぅ関係するのか?はまた次回書かせていただきますね❗️

最後までありがとうございました。
ハマケンでした。