【ホルモンの無駄遣いって何?】-痛みと妊活の繋がり②-

こんにちは。
ハマケンです。

今回は、前回に引き続き
妊活さん向けに「痛みと妊活の繋がり」について書かせていただきます。

前回は、コレステロールが大切っていうことで
コレステロールについてまた、
3つの働きについて説明しました。

コレステロールの3つの働き

①細胞の構成成分
②脳も守っている
③ホルモンの原料

そして、この3つ目のホルモンの原料となることがなぜ妊活と繋がるのか・・・
それにはまずはこちらをご覧ください❗️

いきなり、わかりづらいのが来ましたね(;゜0゜)

コレステロールはホルモンの原料と言いましたが、
コレステロールを基として様々なホルモンに変化するんです!

そして、コレステロールから変化するホルモンとして
・黄体ホルモンと呼ばれるプロゲステロン
・卵胞ホルモンと呼ばれるエストロゲン
⇨この2つをいわゆる女性ホルモンと言います。

そして、
・男性ホルモンと呼ばれるテストステロン

そして、女性のホルモンの一つであるプロゲステロンから変化するホルモンとして
アルドステロンコルチゾールがあります。

このようにコレステロールを元に様々なホルモンに変化するのですが、
全てに異なる役割があり、身体の中で必要なホルモンが多く生成されます❗️

では、なぜ痛みと妊活が関係するのか?

女性ホルモンが“妊活”に関わるのはイメージできますよね?

【女性ホルモンの役割】

エストロゲンは卵胞、つまり卵子の元となる卵を育ててくれます。

また、子宮内膜を厚くし、受精の準備をします。

受精卵(卵子)という、種を植える土を作っている状態です。

そして、プロゲステロンが基礎体温の上昇をさせ、
子宮内膜、つまり土の部分をフカフカに柔らかくさせ、種が植わりやすい状態にします。

そんな妊活にとっても重要な女性ホルモン✨

しかし、ココで忘れてはいけないのが、
黄体ホルモンが変化して
コルチゾールアルドステロンになるということです‼️

また新しいのが出てきました!
コレステロールがホルモンの原料としてどれだけ重要かがわかりますね!!!

【コルチゾールとは?】

副腎皮質から分泌されるホルモンで
・肝臓での糖新生
・筋肉でのタンパク質代謝
・脂肪組織での脂肪の分解などの代謝
・抗炎症作用、免疫抑制作用

また、コルチゾールはストレスを受けた時に、脳からの刺激を受けて分泌が増えることからも
ストレスホルモンと呼ばれています。

【アルドステロンとは?】

副腎皮質から分泌されるホルモンで
・腎臓に作用して水分や塩分(Na)の調整、再吸収を促進
・循環血漿量増加による血圧上昇
などの働きがあります。

詰まるところ・・・
妊活に必要な女性ホルモンにしっかりとコレステロールを使いたいところを

例えば・・・
・お酒や甘いもので肝臓が疲れていたり、
・筋肉痛があったり、
・肩こり腰痛、怪我などの痛みがあったり、
・仕事や家庭で何かしらのストレスを抱えていたり、

コレらがあることでコレステロールはコルチゾールに変化する割合が増えてしまいます。

それにより、コレステロールが女性ホルモンに変化する割合が減ってしまうということなのです‼️

月経周期とかで勝手に女性ホルモンに多く回してくれないの?

もちろん、月経周期などのリズムによってホルモンバランス(生成するバランス)が変化することもあるのですが、
人の身体に何かあった時、つまり痛みやストレスなど命に関わるような問題があったとき
人は自然と、本能的に大切な方を優先させます。

つまり、エストロゲンプロゲステロンという妊活に必要な女性ホルモンよりも
痛みやストレスから自分自身を守るためのコルチゾールを身体は優先します。

そのため、肩こりや腰痛などの慢性疼痛、慢性炎症の状態を抱え続けていることは、
妊活から遠退いてしまう可能性に繋がってくるのです❗️

簡単に書くつもりが少し長々と書いてしまいましたがどうでしょうか?

少しでも「痛みと妊活の繋がり」についてわかって貰えたでしょうか?

何かわからないことがあればコメントくださいね♫
今日はここまでとさせていただきます。
ありがとうございました。